第2選択薬としての配合剤を考える:ぶどう膜炎続発緑内障の治療戦略:2025/12/11

上記拝聴した。
講演は、
楠原仙太郎先生(神戸大学眼科講師)
印象:
ぶどう膜炎の続発緑内障の進行は速い!
視野の進行はPOAG(-0.37dB/年)に比べてUG眠(-0.49dB/年)で有意に速いという報告あり。
続発緑内障に対するリパスジルの臨床成績はとても良い切れ味。
リパスジル点眼は神経保護・神経再生の効果がある可能性がある。
ぶどう膜炎続発緑内障では原発開放隅角緑内障に比べて視野進行のスピードが速く視神経乳頭の形状が炎症で修飾されることに注意が必要である。
ぶどう膜炎続発緑内障ではグラナテック®点眼で非常に眼圧が下がるレスポンダーが存在した。
リパスジル・ブリニモジン点眼と神経保護に両方よい、相加効果が期待。
この合剤で、UGの患者さんの90%で眼圧の維持または改善が達成されている。
実臨床におけるぶどう膜炎続発緑内障に対するグラアルファ®配合点眼液治療(12か月成績)では平均で7.8mmHgの眼圧下降が得られた
緑内障点眼スコアの増加は平均値は1.1であった
90%の症例で眼圧の維持または改善が達成された
罹病期間が短いほど眼圧下降幅が大きい傾向にあった
リバスジル点眼液/ブリモニジン0.1%点眼液からの切り替えでは77%の症例で眼圧の維持または改善が達成された
点眼後の一過性充血を除き副作用は認められなかった。
角膜混濁 (頻度不明)に注意。
ぶどう膜炎続発緑内障では
・原発開放隅角緑内障に比べて視野進行のスピードが速いことに注意が必要である。
・グラナテック®点眼で非常に眼圧が下がるレスポンダーが存在した。
・ 我々の実臨床データからはグラアルファ®配合点眼液の恩恵を受けるぶどう膜炎続発緑内障患者が多く存在することが示唆された。
・ 罹病期間が短いほどグラアルファ®配合点眼液による眼圧下降効果が強い傾向にあったことから、早期にグラアルファ®配合点眼液をトライする方が良いかもしれない。

グラナテックとグラアルファの使い分けは、緊急の下降が必要な症例はグラアルファ。

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